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情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)は意味ない?登録するメリットとデメリットを解説

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困っている人
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情報処理安全確保支援士試験に合格したけど、登録どうしようかな

登録は意味ないって聞くしな…

すごく悩みますよね。

ネットで検索すると、登録することにネガティブな意見が多い気がします。

けど、周りの意見を鵜呑みにせず、

まずはしっかり登録するメリットやデメリット、気になることを知った上で、

自分で判断することが大切です。

本記事では、

  • 情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)に登録する3つのメリット
  • 情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)に登録する3つのデメリット
  • 情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)に関するQ&A

をまとめたので、参考にしてください。

情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)に登録する3つのメリット

登録するメリットは次の3つです。

メリット

  • セキュリティに関する知識があることを証明できる
  • 情報処理安全確保支援士を名乗ることができる
  • 講習によって最新情報を学ぶことができる

①セキュリティに関する知識があることを証明できる

登録セキスペは次の2点から、セキュリティの専門家としての高度な知識と技術を持っていることを証明できます。

  • 国家試験である情報処理安全確保支援士試験への合格が求められること
  • 3年ごとに更新が必要なこと

1つ目は、国家試験である情報処理安全確保支援士試験への合格が求められることです。

セキュリティ分野における広範な知識と深い理解を要求されるため、

合格することで高い信頼性の証明となります。

2つ目は、資格維持するために3年ごとに更新が必要なことです。

更新があるということは、セキュリティの専門家が常に最新の知識と技術を身に付けていることを保証します。

技術の進歩が著しいセキュリティ分野では、新しい脅威が常に出現しています。

そのため、定期的な資格の更新は専門家が最新の情報に常にアクセスし、

その知識を現場で活用できることを証明します。

②情報処理安全確保支援士を名乗ることができる

情報処理安全確保支援士は名称独占資格であり、登録者のみがその名を使用できます。

よって、次のようなメリットがあります。

  • 専門的な能力を持っていることの証明となり、顧客からの信頼を得やすい
  • 資格がない者はその職業名を使用することを法的に制限されるので、専門職の価値が担保される

また、公式のロゴマークやバッジも使用できるようになります。

  1. ロゴマーク
出典:IPA(ロゴマークの利用について)
  1. バッジ
出典:IPA(登録セキスペ)徽章(バッジ)の貸与

バッジの注意点

  • 貸与してもらうための手数料として2,970円(税込)が必要 ※毎月必要な費用ではなく一回限りです
  • 貸与のため、資格を喪失した場合には、速やかにIPAへ返却が必要

③講習によって最新情報を学ぶことができる

情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)は3年毎に更新が必要で、3年の間に2つの講習が義務付けられています。

  • オンライン講習
  • 実践講習または特定講習

オンライン講習は次のような特徴があります。

  • 毎年1回受講
  • IPAが指定する講習を受講
  • 最新の知識及び技能の学習、倫理の醸成

実践講習または特定講習は次のような特徴があります。

  • 3年に1回、実践講習または特定講習を受講
  • 実践講習はIPAが主催
  • 特定講習は民間事業所等が主催
  • 実習、実技、演習または発表を伴う講習

情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)に登録する3つのデメリット

デメリット

  • 維持費用がかかる
  • 業務独占資格ではない
  • 法的義務が発生する

①維持費用がかかる

IPA主催の実践講習を受講した場合、資格の維持費用として3年毎に最低140,000円かかることになります。

項目金額補足
オンライン講習(1年目)20,000円
オンライン講習(2年目)20,000円
オンライン講習(3年目)20,000円
実践講習(3年に1回)80,000円最低金額
合計140,000円

なお、登録時には以下費用がかかります。

項目金額
登録免許税9,000円
登録手数料10,700円
合計19,700円

②業務独占資格ではない

独占業務とは、特定の資格を持つ者だけが行うことが法律で許されている業務のことです。

この制度は、専門的な知識や技能が必要とされる特定の職種において、

質の高いサービスを提供し、公衆の安全や利益を保護するために設けられています。

例としては、

  • 医師による医療行為
  • 弁護士による法律相談や裁判書類の作成
  • 公認会計士による監査

などがあります。

残念ながら登録セキスペに独占業務はありません。

③法的義務が発生する

登録セキスペには以下義務が発生します。

  • 信用失墜行為の禁止
  • 秘密保持義務
  • 受講義務

(信用失墜行為の禁止)
第二十四条 情報処理安全確保支援士は、情報処理安全確保支援士の信用を傷つけるような行為をしてはならない。

(秘密保持義務)
第二十五条 情報処理安全確保支援士は、正当な理由がなく、その業務に関して知り得た秘密を漏らし、又は盗用してはならない。情報処理安全確保支援士でなくなつた後においても、同様とする。

(受講義務)
第二十六条 情報処理安全確保支援士は、経済産業省令で定めるところにより、機構の行うサイバーセキュリティに関する講習(第二十八条において「機構の講習」という。)又はこれと同等以上の効果を有すると認められる講習として経済産業省令で定めるもの(同条において「特定講習」という。)を受けなければならない。

情報処理の促進に関する法律

情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)に関するQ&A

登録セキスペに登録する上で気になったことをまとめました。

回答はIPAのよくあるご質問を参照しています。

合格した後、登録期限はある?

登録の期限はない。

登録しないと試験合格は無効になる?

無効にならない。

登録後に取り消せる?

「登録消除届出書」で取り消せる。

取り消した後、再登録できる?

2年間は再登録できない。

まとめ

登録セキスペへの登録することのメリットとデメリットは以下のとおりです。

メリット

デメリット

  • セキュリティに関する知識があることを証明できる
  • 情報処理安全確保支援士を名乗ることができる
  • 講習によって最新情報を学ぶことができる
  • 維持費用がかかる
  • 業務独占資格ではない
  • 法的義務が発生する

最後までご覧頂き、ありがとうございました。

本記事が少しでもみなさんのお役に立てれば幸いです。

今日も良い一日を!

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